勇者親分の過去記事(思い出より)
普段から、あれ球の親分は、打者だけではなく捕手からも恐れられていた。(当時普段はショート)
たまに捕手をする従弟のコーイチが、親分が投げる時、捕手をやるなら「プロテクター(現在は義務化)を買ってくれないとやらない」と言いやがった!
頭にきたが、お人よしの親分は、コーイチのために仕方なくプロテクターを購入したのであった。
そして、プロテクターを購入してから始めての試合の日←折笠グランド
その日は捕手に、タニカワさん(現監督)が入ったので、プロテクターは使わなかった。(ビニールに入ったまま)
しかし試合中に、二塁打を打ったタニカワさんが、足をつってしまい急遽サードのコウイチが捕手をやる事になった。「ほれコーイチ約束のプロテクター」と渡そうとすると、コーイチは「そんなのいらねー」とレガーズだけつけて守りについた。←わざわざ買いに行ったのにとムカつく勇者
その時である。親分の投げたど真ん中の直球がバットをかすめ、コーイチのみぞうちにめり込んだ…「ぐえー><」と苦痛をあげるコーイチ…構えたまま動けない><呼吸が止まったらしい…みんなで心配したが、数分後試合は再開となった。
でもコーイチは試合が終わっても苦しんでいたのであった。
「だからプロテクターをしろ!」って言ったのに、折角買った物を使わなかった方が悪い!
PS
あとでコーイチに聞いたが、バットをかすめた瞬間とっさにミットを下げてしまったが、ボールは落ちずそのままめり込んだらしい。「あんな苦しい思いをしたのは始めてだ」と言っていた。